令和2年12月挨拶
令和2年12月7日
今年も早や12月となりました。
例年と違い、大法要・諸行事等行う事の出来ない一年となってしまいましたが、
それでも日頃より多くの方にお参り頂けました事、誠に有り難く感謝申し上げます。
どのような状況にあっても、私たち仏教徒にとって大切な事は変わりません。
「縁あるものへ慈しみを」
人、物分け隔て無く大事と思い、それに真摯に向き合うこと。
縁とは目に見えぬものだからこそ、一つ一つの向こう側を思いやること。
そしてそれを広げていくことが大事です。
大事なことを”当たり前”にしていく、これを「無事是貴人」といいます。
最近では風習も変わりつつありますが、年賀状とは「大切な方の新たな一年が幸いなものでありますように」という願いを込めた言葉を贈る儀式である、と聞いたことがあります。
皆さま、難しい昨今ではございますが、どうぞ慈しみをもってお過ごし下さいませ。
皆さまの日日の安らかならんことをお祈り申し上げます。
合掌
次回行事予定
令和7年 2月行持予定
1日 祝祷日
2日 10世正当
4日 布薩
14日 普賢菩薩諷經
15日 祝祷日
18日 観音菩薩諷經
24日 地蔵菩薩諷經
25日 文殊菩薩諷經
27日 盧舎那仏諷經
28日 道元講